花 価格: 1,100円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 アメリカのJAZZやPOPSにスタンダードというものが確立しているように、日本にもスタンダードというものがあるとするなら、これはその一つに数えられるでしょう。 喜納さんから石嶺聡子にリレーされた、うたごころ。沖縄という土地が、脈々と培ってきた、人間とは、生きることとはという命題が息づくテーマと音。それがうたごころいっぱいに溢れる曲ですね。もはや、何の解説もいらず、ただただ、こころで受けとめる曲です。自分にはまだ感情が残っていたな、と少し良心を見つけなおせました。 もし、いま私はいろいろな音楽を集めている最中とか、私が生まれる前の日本の名曲を勉強したいんです、コレクトしたいんですという |
いちゃりばフレンズ (That’s Japan) 価格: 788円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 喜納昌吉氏の思想がもっともはっきり出ている本だと思う。内容はそれほど濃くはないが、彼の提唱した概念で、沖縄で静かなブームになってきているように思える「左翼でも右翼でもない、中翼」という生き方がこれでわかる。中翼とはおそらく彼一流のしゃれだが、左翼と右翼の中間ということを意味しない。ある意味で左翼の論理を突き詰め(もちろん正しいことに関してという但し書きがつくだろうが)、また右翼の論理も突き詰めた(これまた正しいことに関しては)その「すべてを生きる」という意味だと私は読んだ。彼の音楽活動と政治活動のそれこそ中(なか)をくまなく語りつくした一冊。 |
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涙そうそう 価格: 1,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5 森山良子と夏川りみ、BEGINが歌う「涙そうそう 」をそれぞれ持っていますが、なぜか一番「沖縄らしいなー」という気にさせてくれるのがこのバージョンです。メロディーと歌声が心に染み込んでくるのがアリアリと分かるような曲。すごい! |
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ガロッタ・デ・オキナワ 価格: 1,800円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 沖縄ソングをボサノバにするとどうなるのかと? 興味津々・不安半分で購入。 期待に応えてくれたアルバムでした。 とても和みますよ?。 |
こころね 価格: 3,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 どちらかというと、誰の歌もオリジナルのほうが好きです。 長く歌い続けられている歌を、妙にアレンジしたのを同じ歌い手さんが歌っているのを聴くと、 がっかりすることが多いです。 「なごり雪」も、ああイントロが違うじゃん! と初めは残念に思ったのですけど、イルカさんの イメージはそのままにアレンジされているようで、いいなあと思いました。 「汽車」「東京」……国鉄時代の古くなったホームで、離れゆく恋人たちは何を語り合って いたのでしょうね。 解説も、季節の風がふわっと読み手の横を通り過ぎていく感じで、自然に読めました |
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喜納昌吉 チャンプルーな世界 価格: 1,680円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 本重量約365グラム。第1刷発行98年。タイトルは内容を正確に表していない。三分の一ほどを喜納昌吉ロングインタービューがしめる。三分の二は戦争体験者、舞踊家、ファン、著者による文章だ。この内容を喜納昌吉でくくるのはどうかと思う。喜納のインタビューはいつもの喜納節炸裂で楽しめる。p39「きっとぼくは、クリントン大統領と一緒に仕事をすることになりますよ」と本気か冗談か判断しかねる。p56「私は宗教家なんかではない。宗教は依存する世界です」、p67「きつい言い方になるが、過去の沖縄を否定しかねない考え方だが、沖縄の人のやさしさには、自信の裏付けを感じないんだ」となかなかスルドイことも言っていて楽し |
すべての人の心に花を 価格: 3,059円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 この曲を聴くといつも、大切なこと忘れてたと思います。 いろいろな歌手がそれぞれのアレンジで歌っているところがいいですね。大切な1枚です。 |