すべての武器を楽器に 価格: 3,059円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 元じゃがたらのOTOらのプロデュースにより、よりファンクにリアレンジされた@やC。混沌としたリズムが、喜納のメッセージをさらに際立たせる事に成功している。唯一の新曲Eに込められたメッセージと、日本/汎アジア的リズムの確かさ。彼等の音楽や思考はにいつも、大きな世界の中のアジア/日本/沖縄、といったグローヴァルな視野がある。日本から世界へ発信できる数少ないバンドだと思う。 |
||
Okinawan Slow Music ぬちぐすい 価格: 2,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 聴いてると、なぜか心が優しくなってきました。 島の風が吹く、そんな例えが合ってるのかも知れません。 中でも「つちだきくお」さんの「軽トラック借りて」が、まるで島の風景が目に浮かぶようで、ふっと風が吹いてきました(笑)。 「花」とか「さとうきび畑」など、おなじみの曲から、「テーゲー」「娘ジントーヨー」といった雰囲気のある曲まで、毎日聴きたい1枚です。 |
||
珊瑚抄~三線による島の唄集~ 価格: 2,100円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 三線ばかりでなく、オルゴールなどと組み合わせてあって、 やさしく静かな雰囲気で聴きやすいですが、 洗練されすぎて(?)、島唄や三線の素朴さがまったく感じられず、 かなり期待はずれでした。 島唄のメロディーのよさに着目した、 イージーリスニングです。 パッケージにそう書いていてほしい・・。 |
Blood Line 価格: 2,039円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 正確には憶えていないが、もう30年近く前ではなかったろうか。当時、ライ・クーダーに夢中だった。そのライ・クーダーが参加している日本の音楽、沖縄の音楽あると聞いた。それが、この「Blood Line」というアルバム。ここに収録されている曲はすべていい。パワーと哀感に溢れ、日本音楽としてのアイデンティティを感じた。いまではだれでも知っている「花」、この盤では「すべての人に心に花を」となっており、歌も知名昌吉ではなく別れた奥さんが歌っていた。この歌には、ライ・クーダーも参加ており、あのボトル・ネックギターがなんともいえぬ情感を出している。このCDは本当に歴史的な名盤と思う。しかし、当時もいまもなぜ |
|
Revolution ~私たちの望むものは~ 価格: 2,800円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 岡林信康、それも「私達の望むものは」で始まるこのアルバムはそれだけで何かを感じさせてくれる。そもそもコンピアルバムと云うものは制作する側の意向が色濃く反映されるものであり、自分が好きとか納得出来る楽曲は3、4曲もあれば良しとすべきものと思っている。 喜納&チャンプルーズの「花?」はライ・クーダー編曲版、泉谷、森山、もこの時代に吹き込まれたバージョンが使われている。自分好みで無い楽曲が多少含まれてはいるがそれは承知のうえ。“コンセプトが無い最低のごちゃ混ぜ粗悪作品”との指摘には賛同し難い内容である。岡林をコンピに使われたことに対する怒りならば購入しなければ良いだけの話。ご指摘のよう |